競技ガイド:ダートトライアル

全日本学生ダートトライアル選手権:未舗装路の競技と会場、歴代の団体優勝校

学生ダートトライアルは、未舗装のコースを1台ずつ走り、タイムを競う競技です。全日本学生選手権は毎年夏に開かれ、会場は広島のテクニックステージタカタと栃木の那須を中心に移り変わってきました。

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このページの内容
  1. ダートトライアルとはどんな競技か
  2. 全日本学生ダートトライアル選手権大会
  3. 会場の変遷:タカタと那須、そして野沢へ
  4. 全日本学生ダートトライアルの団体優勝校(2013〜2026年度)
  5. よくある質問

ダートトライアルとはどんな競技か

ダートトライアルは、未舗装の路面(ダート)に設定されたコースを走り、そのタイムを競う競技です。基本はジムカーナと同じで、決められたコースを1台ずつ走ります。連盟の旧公式サイト(2007年)は、通常は1周2分弱のコースを2回走り、速い方のタイムで順位を決めると説明していました。滑りやすい路面で車をスライドさせながらコーナーを抜けていくため、舗装路の競技とはテクニックも見た目の迫力もまったく違います。

1周のタイムはコースによって大きく変わります。公式成績表の個人1位は、2014年度が1分50秒台、2016年度が2分05秒台、2019年度が1分36秒台、モーターランド野沢で開かれた2026年度は1分10秒台でした。成績表には、走行ごとのタイムとパイロンタッチ(PT)、DNF(途中棄権)などの記録が並び、2本のうち良い方が個人タイムになります。

社会人の全日本選手権と同じコース 旧公式サイトによると、丸和オートランド那須とテクニックステージタカタはどちらも日本を代表するダートトライアルコースで、JAF公認の全日本ダートトライアル選手権も開かれていました。

全日本学生ダートトライアル選手権大会

全日本学生ダートトライアル選手権は1984年(昭和59年)に始まり、ジムカーナより3年早い歴史があります。大会は毎年夏で、成績表の日付は7月末から8月上旬です。2026年度は8月8日・9日、モーターランド野沢で開かれました。

団体戦の数え方

ジムカーナと同じく、個人の部と大学単位の団体の部があります。成績表の団体タイムは、男子は3名、女子は2名のタイムの合計です。たとえば2014年度の男子団体1位の合計は5分35秒台で、1人あたり1分50秒台の走りを3人がそろえた計算になります。

2024年度からの「旧規定」と「新規定」

2024年度の成績表から、男女それぞれ「旧規定」と「新規定」の2区分で順位が出るようになりました。2025年度の新規定男子では、上位2校の団体タイムが同じになり、ベストタイムを比べて順位を決めたという手書きの注記が成績表に残っています。2026年度は旧規定の男子が1校だけの出走でした。区分ごとの車両の条件は連盟の規則で定められるので、最新の内容は連盟の公式情報で確認してください。

会場の変遷:タカタと那須、そして野沢へ

旧公式サイト(2007年)は、全日本学生ダートトライアルの会場として丸和オートランド那須(栃木県)とテクニックステージタカタ(広島県)を交互に使ってきたと書いていますが、同じ2007年の大会は8月5日に三井オートスポーツランドで開かれました。2013〜17年ごろの旧公式サイトのリンク集は、タカタを偶数年、那須を奇数年の会場としています。

成績表で会場が確かめられる年度を見ると、テクニックステージタカタは2016・2018・2021・2023・2025年度、那須は2017・2019・2022・2024年度です。2020年度の大会結果はなく、2021年度からは偶数・奇数が入れ替わりました。那須のコースは2019年10月から改修され、2024年度の成績表では会場名が「つくるまサーキット那須」になっています。2026年度は、それまでの成績表にないモーターランド野沢が会場になりました。

全日本学生ダートトライアル選手権の会場:2013年度 成績表に会場名なし、2014年度 成績表に会場名なし、2015年度 成績表に会場名なし、2016年度 テクニックステージタカタ、2017年度 丸和オートランド那須/つくるまサーキット那須、2018年度 テクニックステージタカタ、2019年度 丸和オートランド那須/つくるまサーキット那須、2020年度 結果なし、2021年度 テクニックステージタカタ、2022年度 丸和オートランド那須/つくるまサーキット那須、2023年度 テクニックステージタカタ、2024年度 丸和オートランド那須/つくるまサーキット那須、2025年度 テクニックステージタカタ、2026年度 モーターランド野沢’13’14’15’16’17’18’19’20’21’22’23’24’25’26テクニックステージタカタ丸和オートランド那須/つくるまサーキット那須モーターランド野沢
全日本学生ダートトライアル選手権の会場(成績表に会場名がある年度)。2013〜15年度の成績表には会場名がない

全日本学生ダートトライアルの団体優勝校(2013〜2026年度)

男子団体の優勝回数(区分ごとの優勝を含む)は、早稲田大学の4回(2017・2021・2022・2024年度)が最多です。中国地方のコースで開かれる年には、広島大学や広島工業大学など地元の大学が上位に入ることも目立ちます。

全日本学生ダートトライアル選手権の団体順位(男子は1〜3位、女子は成績表で確かめられた順位まで。大学名の「大学」は省略)。出典:全日本学生自動車連盟公式サイトの大会結果
年度開催日男子団体女子団体
2013年度2013年8月4日日本/千葉工業/東海日本/同志社
2014年度2014年8月3日甲南/広島/関西早稲田/立命館/日本
2015年度2015年8月9日東海/青山学院/千葉工業青山学院/中央/東京農業
2016年度2016年8月7日広島/慶應義塾/広島国際学院大学自動車短期大学部青山学院/広島/法政
2017年度2017年8月6日早稲田/広島/慶應義塾法政/同志社
2018年度2018年8月5日中央/広島/慶應義塾法政/聖心女子/同志社
2019年度2019年8月4日広島/千葉工業/青山学院聖心女子/広島/立命館
2021年度2021年8月1日早稲田/広島/広島工業同志社/早稲田/広島
2022年度2022年7月31日早稲田/慶應義塾/中央早稲田/東京農業/広島
2023年度2023年8月6日中央/立命館/慶應義塾関西学院/同志社
2024年度2024年8月4日旧規定:早稲田/中央/立命館 新規定:明治/広島/千葉工業旧規定:中央/青山学院/関西学院 新規定:慶應義塾/広島
2025年度2025年8月3日旧規定:中央/早稲田/立命館 新規定:広島工業/慶應義塾/明治旧規定:中央/青山学院/関西学院 新規定:広島/慶應義塾/山口
2026年度2026年8月9日旧規定:立命館 新規定:広島工業/中央/早稲田新規定:青山学院
全日本学生ダートトライアル 男子団体の優勝回数:早稲田大学 4回(2017・2021・2022・2024年度)、中央大学 3回(2018・2023・2025年度)、広島大学 2回(2016・2019年度)、広島工業大学 2回(2025・2026年度)、日本大学 1回(2013年度)、甲南大学 1回(2014年度)、東海大学 1回(2015年度)、明治大学 1回(2024年度)、立命館大学 1回(2026年度)早稲田4’17 ’21 ’22 ’24中央3’18 ’23 ’25広島2’16 ’19広島工業2’25 ’26日本1’13甲南1’14東海1’15明治1’24立命館1’26
全日本学生ダートトライアル選手権 男子団体の優勝回数(2013〜2026年度、区分ごとの優勝を含む)

よくある質問

ダートトライアルとジムカーナの違いは何ですか?

どちらも1台ずつ走るタイムトライアルですが、ジムカーナは舗装路のパイロンコース、ダートトライアルは未舗装路のコースで行います。ダートでは車を滑らせながら走るため、求められる技術が大きく違います。

全日本学生ダートトライアル選手権の会場はどこですか?

年度によって変わります。テクニックステージタカタ(広島県)と那須(栃木県)が中心で、2026年度はモーターランド野沢で開かれました。

「旧規定」と「新規定」とは何ですか?

2024年度から成績表に出てくる2つの区分で、それぞれ別に順位がつきます。区分の条件は連盟の規則で定められているため、詳細は連盟の公式情報で確認してください。

関連ページ

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