年間総合表彰

全日総合杯(年間総合杯):点数の仕組みと1996年度からの優勝校

全日総合杯は、ジムカーナ、ダートトライアル、フィギュアの3つの全日本大会の順位を点数にして合計し、1年間で最も強かった大学自動車部を決める賞です。1966年から続き、男女の団体1位に贈られます。

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このページの内容
  1. 年間総合表彰制度の仕組み
  2. 2024年度の得点内訳
  3. 全日総合杯の歴代団体優勝校(1996〜2025年度)
  4. よくある質問

年間総合表彰制度の仕組み

全日本学生自動車連盟は1966年(昭和41年)から年間総合表彰制度を続けています。表彰は男子団体、女子団体、男子個人、女子個人の4部門で行われ、団体部門で1位になった大学に全日本学生自動車連盟年間総合杯、略して全日総合杯が授与されます。その年度に連盟が主催する競技会のすべて、または一部に出場し、それぞれで得た順位を点数にして合計します。

発足当初は、全日本学生自動車運転競技選手権大会と全日本学生自動車整備技術選手権大会の2種目の合計でした。現在は運転競技(フィギュア)、ジムカーナ、ダートトライアルの3種目です。2021年度と2022年度の発表資料によると、団体の優勝校には持ち回りのカップが渡され、優勝校名をプレートに刻んでから送られます。

順位が点数になる

各大会の順位には決まった点数が付きます。成績表で使われている表では、1位が100点、2位80点、3位70点と続き、19位で20点です。上位ほど差が大きく、1位と2位の差は20点ありますが、10位以下では1つ順位が違っても数点しか変わりません。年度によっては別の表が使われた例もあり、2018年度の運転競技では3位が75点でした。

順位と点数:1位100点、2位80点、3位70点、4位65点、5位60点、6位55点、7位50点、8位47点、9位44点、10位41点、11位38点、12位35点、13位32点、14位30点、15位28点、16位26点、17位24点、18位22点、19位20点1001位654位507位4110位3213位2616位2019位
順位と点数の対応(2019年度 全日本学生自動車運転競技選手権の団体成績表で使われた表)

3種目に出た大学が先に並ぶ

2016年度と2017年度の発表資料には、規約第3条による順位の決め方が書かれています。順位は3種目の合計点の多い順ですが、2種目以下しか出なかった大学や選手は、3種目に出た大学や選手の後に、点数の多い順で並びます(第3条2項)。同じ点数のときは、各種目の点数を2乗して合計し、多い方を上位とします(第3条3項)。

旧公式サイトの例 旧公式サイトの総合杯の説明には「D40+G10+F50(得点100)> D75+G70(得点145)」という例が載っていました。合計点が少なくても、3種目すべてに出た大学が2種目だけの大学より上位になるという意味です。

2024年度の得点内訳

2024年度(2024年11月19日発表)の男子団体は、慶應義塾大学が265点で1位、早稲田大学が5点差の2位でした。早稲田大学はダートトライアルで100点を取りましたが、ジムカーナとフィギュアは80点と80点で、両種目で100点を取った慶應義塾大学にわずかに届きませんでした。ダートトライアルで100点を取った大学がもう1校あるのは、この年から「旧規定」と「新規定」の2区分になり、区分ごとに1位がいたためです。

2024年度 年間総合表彰 男子団体の上位6校の得点内訳:慶應義塾大学 ジムカーナ100・ダートトライアル65・フィギュア100、合計265点。早稲田大学 ジムカーナ80・ダートトライアル100・フィギュア80、合計260点。立命館大学 ジムカーナ50・ダートトライアル70・フィギュア70、合計190点。明治大学 ジムカーナ44・ダートトライアル100・フィギュア41、合計185点。中央大学 ジムカーナ38・ダートトライアル80・フィギュア65、合計183点。広島大学 ジムカーナ32・ダートトライアル80・フィギュア35、合計147点慶應義塾265早稲田260立命館190明治185中央183広島147ジムカーナダートトライアルフィギュア
2024年度 年間総合表彰の男子団体上位6校の得点内訳。出典:全日本学生自動車連盟「2024年度 全日本学生自動車連盟 年間総合表彰」(2024年11月19日)

2025年度の年間総合表彰(2025年11月11日付)は、ジムカーナとダートトライアルの2種目の点数で発表されています。女子団体は慶應義塾大学と広島大学が同じ180点で、ともに1位とされました。

全日総合杯の歴代団体優勝校(1996〜2025年度)

この表の29年度分で、男子団体の優勝回数は慶應義塾大学7回、中央大学5回、早稲田大学5回、同志社大学4回の順に多く、女子団体は東京農業大学5回、関西学院大学3回、早稲田大学3回が続きます。1990年代後半は同志社大学が男子で3連覇し、2017年度以降は慶應義塾大学と早稲田大学が男子の優勝を分け合っています。

全日総合杯の団体優勝校(大学名の「大学」は省略。2012年度までは旧公式サイトの「過去の優勝校」、2013年度からは連盟公式サイトの年間総合表彰資料。2016年度の資料には女子団体の記載がなく、2020年度は資料がない)
年度男子団体 優勝男子団体 2位・3位女子団体 優勝
1996年度同志社—中央
1997年度同志社—同志社
1998年度同志社—関西
1999年度中央—同志社
2000年度日本—関西学院
2001年度関西—関西学院
2002年度関西学院—東京農業
2003年度慶應義塾—東京農業
2004年度明治—早稲田
2005年度同志社—東京農業
2006年度千葉工業—東京農業
2007年度慶應義塾—京都産業
2008年度早稲田—聖心女子
2009年度関西—聖心女子
2010年度中央—東京農業
2011年度慶應義塾—青山学院
2012年度中央—日本
2013年度日本慶應義塾/明治日本
2014年度中央日本・慶應義塾早稲田
2015年度青山学院東海/明治中央
2016年度中央慶應義塾/青山学院—
2017年度慶應義塾早稲田/中央法政
2018年度慶應義塾早稲田/中央法政
2019年度早稲田慶應義塾/広島聖心女子
2021年度早稲田慶應義塾/広島広島
2022年度早稲田慶應義塾/中央早稲田
2023年度慶應義塾早稲田/関西学院関西学院
2024年度慶應義塾早稲田/立命館慶應義塾
2025年度早稲田慶應義塾/中央慶應義塾・広島
全日総合杯 男子団体の優勝回数:慶應義塾大学 7回(2003・2007・2011・2017・2018・2023・2024年度)、中央大学 5回(1999・2010・2012・2014・2016年度)、早稲田大学 5回(2008・2019・2021・2022・2025年度)、同志社大学 4回(1996・1997・1998・2005年度)、日本大学 2回(2000・2013年度)、関西大学 2回(2001・2009年度)、関西学院大学 1回(2002年度)、明治大学 1回(2004年度)、千葉工業大学 1回(2006年度)、青山学院大学 1回(2015年度)慶應義塾7’03 ’07 ’11 ’17 ’18 ’23 ’24中央5’99 ’10 ’12 ’14 ’16早稲田5’08 ’19 ’21 ’22 ’25同志社4’96 ’97 ’98 ’05日本2’00 ’13関西2’01 ’09関西学院1’02明治1’04千葉工業1’06青山学院1’15
全日総合杯 男子団体の優勝回数(1996〜2025年度、2020年度を除く)

2014年度の男子団体は、日本大学と慶應義塾大学が220点で並び、資料ではともに2位とされています。各大会の結果はジムカーナ、ダートトライアル、フィギュアの各ページにまとめました。

よくある質問

全日総合杯は誰に贈られますか?

男子団体と女子団体のそれぞれで1位になった大学の自動車部です。個人の部門にも順位と表彰があります。

1つの大会だけに出ても総合杯の順位は付きますか?

付きますが、規約第3条により、2種目以下しか出なかった大学は、3種目すべてに出た大学の後に並びます。

同点のときはどうなりますか?

各種目の点数を2乗して合計し、多い方が上位です(2016・2017年度の資料に記載の規約第3条3項)。2025年度の女子団体のように、資料上は同点で並んだ例もあります。

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