競技ガイド:ジムカーナ

全日本学生ジムカーナ選手権:ルール、鈴鹿南コース、歴代の団体優勝校

学生ジムカーナは、舗装路にパイロンで作ったコースを1台ずつ走ってタイムを競う競技です。全日本学生選手権は毎年8月、鈴鹿サーキットの国際南コースで開かれ、大学ごとの合計タイムで団体優勝が決まります。

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このページの内容
  1. ジムカーナとはどんな競技か
  2. 全日本学生ジムカーナ選手権大会
  3. 全日本学生ジムカーナの団体優勝校(2013〜2026年度)
  4. 出場と観戦の前に確認すること
  5. よくある質問

ジムカーナとはどんな競技か

ジムカーナは、舗装された広い場所にパイロンを並べてコースを作り、競技車が1台ずつ走ってタイムを競う競技です。連盟の旧公式サイト(2007年)は、直線を長くとった速さ重視のコースから、ライン取りやターンの技術を問うコースまで、設定しだいで幅広い条件を作れると説明していました。S字や360度ターンを組み込んだパイロンスラロームが中心のため、速度は比較的低く、1台ずつのタイムトライアルなので安全性も高い競技です。

同じ説明によると、通常は1周1分前後のコースを2回走り、速い方のタイムで順位を決めます。公式成績表を見ると、全日本学生選手権の個人1位のタイムは2013年度が1分22秒台、2024年度が1分12秒台でした。パイロンに触れるとタイムが加算され、2022年の大会を伝えた報道では1回の接触で5秒とされています。成績表の記録欄には、パイロンタッチを示すPTのほか、MC(ミスコース)、DNS(不出走)、DNF(途中棄権)といった記号が並びます。

なぜ大学の自動車部がジムカーナをするのか 舗装路を走るため車が傷みにくく、社会人の競技会も各地で多く開かれています。旧公式サイトはこの点を、ジムカーナが一般にも広く行われている理由として挙げていました。

全日本学生ジムカーナ選手権大会

全日本学生ジムカーナ選手権は1987年(昭和62年)に始まりました。旧公式サイト(2007年)には、毎年8月に鈴鹿市と鈴鹿サーキットの後援を受け、鈴鹿サーキットの南コースで2日間にわたって開いていると書かれています。公式成績表の大会名には、2013、2017、2018年度と2023〜2026年度に「鈴鹿市長杯」の名が入っています。2026年度の大会(8月29日・30日)も鈴鹿サーキット国際南コースで開かれました。

出場するのは、各支部の予選を勝ち抜いた大学の自動車部です。2022年の大会には34校が出場し、2025年度の成績表には男子だけで32校が並んでいます。2019年度には、公式サイトに支部予選の男女の成績表も掲載されました。

団体戦:男子3名、女子2名の合計タイム

学生の大会には、男女それぞれの個人の部に加えて、大学単位で争う団体の部があります。2022年の報道によると、団体の成績は男子3名、女子2名のタイムの合計です。成績表も、各大学の選手それぞれのベストラップと、その合計を団体タイムとして載せています。エースが1人だけ速くても、残りの選手がミスをすれば団体では勝てません。同じ報道は、選手が走り終えるには部員全員による部車の整備が欠かせないことから、学生モータースポーツを「究極の団体戦」と表現していました。

2013年度は、男子が成績順のA決勝とB決勝の2組に分かれて走りました。2026年度は、男女とも「旧規定」と「新規定」の2つの区分ごとに順位と団体優勝校が出ています。区分の中身は連盟の規則で定められるので、出場を考える自動車部は連盟や支部の最新の規則を確認してください。

どんな車が走るのか

成績表の車両欄には、EG6、EK9、DC2といったホンダのシビックやインテグラの型式が多く並びます。2022年の報道によると、この年の出場車両の過半数はホンダ車で、ほかにスズキのスイフトスポーツや、唯一の後輪駆動車としてマツダのロードスター、フォルクスワーゲンのポロも走りました。

全日本学生ジムカーナの団体優勝校(2013〜2026年度)

公式サイトに成績表が載っている2013〜2026年度の男子団体では、中央大学の3回(2014・2016・2019年度)が最多です。2020年度と2021年度は結果ページに成績表がありません。2026年度は区分ごとに優勝校が出ています。

全日本学生ジムカーナ選手権の団体順位(男子は1〜3位、女子は成績表で確かめられた順位まで。大学名の「大学」は省略)。出典:全日本学生自動車連盟公式サイトの大会結果
年度開催日男子団体女子団体
2013年度2013年8月25日慶應義塾/駒澤/早稲田日本/立命館/東京農業
2014年度2014年8月24日中央/日本/慶應義塾早稲田/日本
2015年度2015年8月23日青山学院/中央/東海東京農業/中央/青山学院
2016年度2016年8月21日中央/青山学院/関西学院中央/青山学院/法政
2017年度2017年8月20日千葉工業/日本/中央中央/法政/同志社
2018年度2018年8月19日青山学院/早稲田/法政法政/聖心女子/中央
2019年度2019年8月31日・9月1日中央/芝浦工業/早稲田聖心女子/広島
2022年度2022年8月21日日本/慶應義塾/芝浦工業早稲田/同志社/広島
2023年度2023年8月20日早稲田/慶應義塾/日本関西学院
2024年度2024年8月25日慶應義塾/早稲田/拓殖慶應義塾
2025年度2025年8月17日早稲田/慶應義塾/近畿慶應義塾
2026年度2026年8月30日旧規定:芝浦工業/慶應義塾/早稲田 新規定:上智/静岡/駒澤旧規定:慶應義塾/立教/青山学院 新規定:上智/同志社/東京理科
全日本学生ジムカーナ 男子団体の優勝回数:中央大学 3回(2014・2016・2019年度)、慶應義塾大学 2回(2013・2024年度)、青山学院大学 2回(2015・2018年度)、早稲田大学 2回(2023・2025年度)、千葉工業大学 1回(2017年度)、日本大学 1回(2022年度)、芝浦工業大学 1回(2026年度)、上智大学 1回(2026年度)中央3’14 ’16 ’19慶應義塾2’13 ’24青山学院2’15 ’18早稲田2’23 ’25千葉工業1’17日本1’22芝浦工業1’26上智1’26
全日本学生ジムカーナ選手権 男子団体の優勝回数(2013〜2026年度、区分ごとの優勝を含む)

年間総合杯では、この大会の順位が点数になります。ジムカーナで勝った大学が総合杯でも上位に来るとは限らず、ダートトライアルとフィギュアを合わせた3大会の合計で決まります。詳しくは年間総合杯のページを参照してください。

出場と観戦の前に確認すること

  • 日程と会場:連盟公式サイトの競技日程に毎年載ります。会場の案内は会場ガイドにまとめました。
  • 出場:全日本に出られるのは連盟に本加盟した大学の自動車部で、支部の予選を経て出場します。加盟の流れは自動車部と加盟を参照してください。
  • 結果:連盟公式サイトの大会結果に、年度ごとの成績表(PDF)が掲載されます。

よくある質問

全日本学生ジムカーナ選手権はいつ、どこで開かれますか?

毎年8月に、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)の国際南コースで開かれています。2026年度は8月29日・30日でした。

団体戦は何人で戦いますか?

2022年の報道と公式成績表によると、男子は3名、女子は2名のタイムの合計で団体順位が決まります。

パイロンに触れるとどうなりますか?

タイムが加算されます。2022年の大会を伝えた報道では、パイロンタッチ1回につき5秒の加算とされていました。

関連ページ

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