エコランとエコドライブ
エコドライブ大会と学生のエコラン:燃料経済競争から鈴鹿のコンテストまで
大学自動車部は速さだけでなく、燃料を減らす運転を競うエコドライブ大会にも長く取り組んできました。1955年の燃料経済競争に始まり、2006年からは鈴鹿サーキットで全国の学生チームが腕を競うコンテストが開かれました。
燃料経済競争とエコラン
連盟の年表によると、1955年(昭和30年)に第1回全日本学生自動車燃料経済競争が開かれました。2007年の旧公式サイトは、当時の連盟の4競技の一つとしてエコノミー・ラン競技(エコラン)を挙げ、スポンサー企業の支援を受けて、1リットルのガソリンで何キロ走れるかを競っていると説明しています。同じ説明によると、ガソリンエンジンの車に加えて、モーターとバッテリーで走る車の部門もありました。
2001年(平成13年)には日本エコカードライビングコンテストが開かれています。環境問題が大きく取り上げられるなかで、燃費を競う大会は連盟の重要な活動になっていきました。
全日本学生対抗チーム・マイナス6%エコドライビングコンテスト
2006年8月21日、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で第1回全日本学生対抗チーム・マイナス6%エコドライビングコンテストが開かれました。大会名の「チーム・マイナス6%」は、京都議定書で約束した温室効果ガスの6%削減にちなむ、当時の地球温暖化防止の国民運動の名前です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日・会場 | 2006年8月21日、鈴鹿サーキット |
| 主催 | 全日本学生自動車連盟 |
| 後援 | 警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省 |
| 協賛・協力 | 協賛は飲料メーカー1社。協力に鈴鹿市、省エネルギーセンター、日本自動車工業会、石油会社、自動車メーカー、運送会社、サーキットの運営会社 |
| 競技種目 | エコノミードライブ |
| チーム | 1チーム最大6名 |
どうやって勝敗を決めたか
同じ発表資料によると、各チームは同じ条件の車で、決められたコースを決められた時間内に走り、ポイント制で消費燃料の少なさを競いました。競技は3車種、3スティントで構成され、走行中は窓を全部閉め、エアコンを入れるといった同じ条件が課されました。総合順位は、決められた区間を基準タイムの範囲内で走った順位のポイントと、同じ区間の燃料消費による燃費ポイントを合計し、3スティント分を足して決まります。ゆっくり走れば燃料は減りますが、基準タイムを守らなければ点にならない仕組みです。
第2回は2007年8月27日に同じ鈴鹿サーキットで開かれました。旧公式サイトは、出場にはレーシングスーツの着用が必要だとして、加盟校向けに大会オリジナルのレーシングスーツを販売していました。
その後のエコドライブ大会
2011年に旧公式サイトへ掲載されたあいさつ文によると、鈴鹿サーキットでのエコドライビング・コンテストは環境省や自動車メーカーなど多くの企業の後援・協賛を受けて2010年までに5回開かれ、そのノウハウは連盟の財産になったといいます。地方自治体が開くエコドライビング・コンテストの運営に協力してほしいという依頼も寄せられ、新しい活動として取り組み始めたとも書かれています。
2013年(平成25年)には全日本エコドライブチャンピオンシップが開かれ、旧公式サイトのリンク集には「EDC2013公式ホームページ」が載っていました。一方、連盟公式サイトの2026年度の競技日程はジムカーナ、ダートトライアル、運転競技の3大会で、エコドライブの大会は載っていません。年間総合杯の対象もこの3大会です。
よくある質問
エコランとはどんな競技ですか?
1リットルのガソリンで何キロ走れるかを競う競技です。2007年の旧公式サイトによると、モーターとバッテリーで走る車の部門もありました。
学生のエコドライビングコンテストはいつ、どこで開かれましたか?
第1回が2006年8月21日、第2回が2007年8月27日で、どちらも鈴鹿サーキットです。2011年のあいさつ文によると、2010年までに5回開かれました。
いまもエコドライブの全日本大会はありますか?
連盟公式サイトの2026年度の競技日程には載っていません。最新の情報は連盟公式サイトで確認してください。
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